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AIアバターが24時間365日暮らしを見守る高齢者支援サービス

AIアバターが、大切なご家族の暮らしに寄り添い24時間365日見守ります

LIFE TALK ENGINEを活用した高齢者支援サービスとは?

日本の独居高齢者は、2020年に737万人、2050年には1,084万人を超えると予測されています。親と離れて暮らす世帯は7割を超え、年に1回以下しか親に会わない子世帯も3割以上にのぼります。
一方で、高齢者の多くが「健康や病気への不安」を抱えており、孤独や体調変化への対応が社会課題となっています。

ウェルヴィルは、このような課題に応えるために、AIによる自然な対話を活用した“心身と暮らしを支える見守り”を開発しました。日々の会話を通じて、認知機能や心の状態の変化を早期に検知します。必要に応じてご家族や地域の関係者と連携し、安心で安全な在宅生活をサポートします。

活用イメージ

本サービスの特徴・機能

1. 対話による心身の状態把握

AIアバターが声をかけ、雑談や健康確認を行います。会話を通じて認知機能の変化やストレスの兆候を検知し、音声のトーンや内容から心理状態を分析します。体調の違和感や痛みの訴えを察知すると、アラートを発信します。

2. 健康管理・生活支援機能

日々の会話を通じて睡眠や体調、服薬状況を自動で記録。脳トレや言葉遊び、回想法といった認知機能維持のための機能も備えています。また、通院予定やゴミ出しのリマインダー、気温上昇時の熱中症アラートなど、暮らしの細やかなサポートも実現します。さらに、AIエージェントがネット上の情報を参照し、高齢者の疑問にも答えることができます。

3. 家族・支援者との連携

利用者の同意のもと、健康状態や会話履歴を家族に共有できます。緊急時には事前登録された連絡先へ自動的に通知を送信。日々の会話の中で本人が希望した連絡事項も、家族がダッシュボード上で確認できます。

4. 高度なAIによるパーソナライズ

会話を重ねることで、AIが利用者の趣味嗜好や感情傾向を学習し、より自然で“その人らしい”対話を実現します。話し相手として信頼関係を築き、日本語に特化したAIによるストレスのない会話体験を提供します。

活用事例・実証実験

「高齢者見守りサービス」は、独居高齢者やご家族だけでなく、地域や施設などさまざまな場面で活用できます。

  • ご家族の安心に
     離れて暮らすご家族を、体調や気持ちの変化を見守ることができます。
  • 自治体・地域包括ケアに
     地域全体で高齢者を支える仕組みとして活用することで、住民の安心・安全を高められます。
  • 介護施設での導入に
     入居者の会話相手や健康記録を補完する役割として、スタッフの負担軽減やケアの質向上につながります。
  • サービス連携に
     金融機関や保険会社、通信事業者等と連携し、健康と資産の両面から暮らしを支える新しいサービス展開も可能です。

⚫︎東京大学との共同研究による音声病態分析・自動問診の開発(2021年〜)
⚫︎高齢者施設におけるアバターとの日常会話の実証実験(2022年4月〜6月)
⚫︎神奈川県の「ME-BYOリビングラボ」における同居高齢者向け実証実験 (2023年9月〜11月)
⚫︎大手ケーブルテレビ会社「JCOM」との連携による高齢者向け対話型コンテンツの開発(2023年9月〜11月)
⚫︎神奈川県在住の独居アクティブシニア向け実証実験(2023年11月〜2024年2月)
⚫︎愛知県デジタルヘルスプロジェクトでの高齢者施設、在宅での実証実験(2024年12月〜2025年3月)

お問い合わせ・ご相談

企業・自治体・医療機関・介護施設との共創を積極的に進めています。
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