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活用事例

東急リバブル株式会社銀座サロンにて、新たな物件販売の手法として「AIアバター」を導入!
~LIFE TALK ENGINEで接客業務を効率化~

 東急リバブル株式会社は、新築マンション販売における各種物件説明を営業担当者に代わって説明する「AIアバター」を導入しました。この取り組みは、従来営業担当が行っていた物件の説明や質疑応答をAIアバターが代行して行うというものです。本プロジェクトを担当されたアセット事業本部 事業推進部 事業企画グループ山口様に導入のきっかけや、今後の展開についてインタビューしました。

━━━━━AIアバターを導入された銀座サロンについて教えてください。

【山口様】銀座サロンは、販売物件毎に拠点を構える販売手法から、デジタル技術(AIやVRなど)を活用し、一つの拠点で継続的に複数物件を販売する手法を目指し開設したサロンです。

━━━━━物件紹介をVRやシアターなど最先端技術を活用して行っているのはすごく新しいなと感じました!その中でAIアバターを導入しようと思ったきっかけは何だったんですか?

【山口様】お客様が面談を希望される日時は、週末の他、平日の夜間や定休日など様々であり、営業担当者がすべての要望に合わせることは難しいという状況でした。

 そこで、アバターであれば24時間365日、お客様のご希望に合わせて物件説明の対応をすることができる為、営業担当者も調整に困ることがなくなり、双方にとって理想的だと考えたことが導入のきっかけとなりました。

━━━━━導入されたAIアバターはどんなものですか?

【山口様】ウェルヴィル様の技術と東急リバブルの新築マンション販売の営業実績で培った知見を組み合わせ、実際の接客場面で活躍するAIアバターです。物件情報(交通、周辺環境、構造・設備仕様、間取り等)の説明を、対話をしながら進めると同時に、お客様の質問や要望にも回答し、初期段階の接客を行います。

お客様は、説明の途中でも「ペットを飼うことはできますか?」など知りたい情報を質問でき、営業担当者と同じようにアバターが回答します。実際の営業場面でお客様から必要とされる説明と、多く寄せられる質問を基に作成した約300通りのQ&Aを対話エンジンに組み込み、営業担当者の代役を担います。

今回はこの物件説明アバターの他に、受付アバターも導入しました。エントランスで受付窓口の代行として、AIアバターが顧客と会話しながら予約有無やお客様のお名前の確認を行い、営業担当を呼び出します。

デジタル技術を使った新たな販売にチャレンジする取り組みとして、業界関係者やメディアからの注目度も高いですよ。

━━━━━今後の展開について教えてください。

【山口様】引き続き、当社分譲物件への導入を予定しており、精度の向上を図っていきたいと考えています。

━━━━━今回ご案内いただいた銀座サロンは、デジタル技術を駆使した不動産業界の新しい形だと感じました。

物件説明アバターは、現在テスト段階ということもあり初期接客にとどまっていますが、ウェルヴィルの取り組みとして、今後物件紹介から契約後のフォローなどを行うお客様専属アバターの開発やアバター間の連携による新たなサービスを創造していきます。